今、面白いドラマは「MAD MEN」か「中学生日記」

「松本人志の放送室」がない今、笑いを軸に青臭くてもなんでも「論」にして語ろうとする「東京ポッド許可局」の存在が大きくなっていると思う。ただ、「第101回“しんぼる”論」では「教育テレビのドラマ」が少し揶揄されていた。今、面白いドラマは「MAD MEN…

夏休みのある日

私が小学校6年のころの話。 当時は携帯電話なんていう便利なものはなく、 友人と連絡をとるためには固定電話、 いわゆる家電(いえでん)を使うしかありませんでした。夏休みのある日、私は友達の家に電話をかけました。 電話に出たのは母親でもなく父親でも…

『大日本人』と『しんぼる』

『大日本人』は疑似ドキュメンタリー風に撮られたヒーロー特撮もののパロディであり風刺、つまり既存の文化や歴史をふまえているという意味で、意外にもまともな映画だった。一方、『しんぼる』は宗教的なヴィジョンを衒いもなく見せた、私生活を映さないプ…

記者会見開放しないのかよ、民主党!

(1) J-CASTニュース:首相記者会見「オープンにする」 鳩山政権「公約」破り、ネット「締め出し」 http://www.j-cast.com/2009/09/16049793.html(2) J-CASTニュース:ネットメディアは引き続き「締め出し」 http://www.j-cast.com/2009/09/15049680.html (…

その時は その時 他に考える事がいっぱいある その時は その時 他に考える事がいっぱいある 楽しい事を いっぱい考える 嫌いな事を 楽しい事が食べる 楽しい事も 嫌いな事が食べる そしたら どんどん大人になる* 人生はただ理不尽。合掌。

『肉の唄』と『喧嘩商売』

このマンガ、もっと売れてもいいと思う。発行部数は知らないが、『ヤンマガ』の連載はあいにく打ち切られ、『別冊ヤンマガ』に移ることになった(らしい)からだ。プロレスは総合格闘技のような強さを追求する競技ではなく、それを飲み込むような虚実皮膜の…

『サマーウォーズ』

2時間近い上映時間をまったく長く感じなかった。恐ろしくテンポよく、スルスルと話が進む。逆に、この抵抗感のなさに不安を覚える人もいるのではないかと心配するくらいだった。 実際、話はいたってシンプル。春のアニメフェアでは「勝つ」ということが強調…

Xデー

Xデーって、たとえいつか来るだろうと覚悟してても、実際来ると衝撃じゃないですか、けっこう。しかも、一回だけならともかく、連続するとなんだか不穏な空気も漂い始め、ファンもナーバスになるってもんです。いきなり地上戦が始まり、しかもすぐに終わらな…

http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/20090601#p1 →田原総一朗の自伝ならこれをテレビと権力作者: 田原総一朗出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/04/21メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (12件) を見る

ディスコ汗まみれ、

で、久々にブログを更新。人の意見に便乗しつつ、そろそろ言っていいと思うんですが、「道夏大陸」って一種のプロパガンダ動画ですよね。「情熱大陸」自体、タレントのプロモーションビデオみたいなときがありますが、それでも対象から少し距離を置いている…

小沢一郎が続投すれば、記者クラブがポイされるかもしれない

→「小沢代表から記者クラブ開放の言質をとった記者会見での質問」

「広島!」展@Vacant、3月19日〜22日

書籍「なぜ広島の空をピカッとさせてはいけないのか」刊行に合わせ、広島市現代美術館で展示中止となった作品――リアル造形の技術で実物大の丹頂鶴を制作した立体作品「リアル千羽鶴」と、騒動まで発展した、飛行機雲で「ピカッ」の三文字を描いた記録映像作…

NO MORE HIROSHIMA

宇川直宏がChim↑Pomのために選んだ動画(「STUDIO VOICE」09年2月号) 【欠番】ウルトラセブン第12話 遊星より愛をこめて

Chim↑Pom問題をめぐる単純にして大きな誤解

webDICEがChim↑Pom問題についてまとめ、業界関係者(?)からアンケートをとっている。→http://www.webdice.jp/dice/detail/1103/ 【質問1】 Chim↑Pomは謝罪するべきだったのか?するべきではなかったのか?【質問2】 質問1で回答した理由を教えてください。…

ためしてガッテン

テーマは虫歯。 近年、虫歯の常識がひっくり返る新事実がどんどん明らかになっています。「白い歯は健康」「歯石が多い人は虫歯になりやすい」なんて常識に次々と疑問符が! さらには「虫歯は早期治療が一番」なんて常識も間違っている!? どうして間違いなの…

アトマイザー劇場とは何だったのか

グレイゾーン♪なファイナルの動画。 OPの「GAME」が本当にかっこいい。この演出で見られるのは、これが最後なのだろうか。ちゃんと映像化されなければ文化的損失というほかない。ところで恒例のツアーグッズ宣伝コーナーではこんなやりとりがあった。 か「Pe…

My Kid Could Paint That

http://www.sonyclassics.com/mykidcouldpaintthat/ ところでこの騒動をめぐり、町山智浩は「王様は裸だ!」と言わなければならないと言う*1のだけど、「裸だ」の一言で済むような話なら高値などつかないのではないだろうか。デュシャンの《泉》に対して「こ…

かしゆかとクレバ

日頃からPerfumeファンであることを公言し、テレビ番組で「かしゆか好きっす!」と言い放ったKREVA── Perfumeも熱唱!? KREVA全国ツアーが開幕 - 音楽ナタリー かしゆかは自分から告白したことがないらしいですが、気があると勘違いさせる光線を放っているこ…

GAME TOUR

5月4日、Zepp Tokyoに行ってきました。最近のライブの雰囲気は一言でいうと和やか。メジャーになるというのはこういうことなのかと実感します。以前は、ファンのあいだで連帯感や危機感、刹那的なお祭り気分があり、まあ今もなくなったわけではないのかもし…

いまあざやかに 丸井金猊展

友人のおじいさんの展覧会が6月1日(日)まで開催しています。 http://www.icm-jp.com/tenran/ http://allabout.co.jp/interest/japanesepaint/closeup/CU20080422A/

『秒速5センチメートル』三話構成の第一・二話で甘くせつない話が展開される。どんなオチがあるのかと思いきや、第三話がひどく現実的なので驚いた。『ほしのこえ』で極端に、『雲のむこう、約束の場所』で象徴的に表れ、本作の第一・二話でも際立っていた距…

そのうち役立てたい読書(女優・タレント本)

『PLATONIC SEX』一言でいえば不良少女物語といった感じの「自伝的エッセイ」。テレビのキャラを裏切らない。読みやすい。 『ふぞろいな秘密』実名頻出の芸能界裏話的な内容。渡米後の話はいまいち。 『女優の夜』生/性と死を見つめる壮絶な自伝。文章はや…

「シークレットシークレット」のビデオクリップ

「Branded Music Video」という企画のひとつらしい*1。菓子の宣伝を兼ねたレトロフューチャーテイストのビデオクリップ。 前奏や間奏の下腕を垂直に立てるダンスが阿波踊りのように見えなくもないが、総じて贅沢に撮られたカットが多い。だれのアイディアな…

Perfumeのインタビュー

インタビュー記事としてはおそらく過去最長。スクールや高校での立場やロック的(?)思考など、新しい情報、貴重な逸話(少なくとも自分にとって)もあるが、内容は薄く、読みにくい。もっときっちり編集すべき。テキストを削ってスペースが空いたら水着グ…

ブラマヨ in ガキ使「天岩戸企画」

二週間前の「ガキ使」。引きこもりの少年をアマテラスに見立てたような設定の例の企画が進化していた。今回は少年がモロッコ人のホームシックの青年に置き換えられ、ブラックマヨネーズの小杉が笑かし役に。ただし、従来とは異なり、そこにガキ使では小杉の…

あ〜ちゃんとテクノ

というお題で書こうと思ったけど、長くなりそうだし、Perfumeは「GAME」で次のステージへ行きそうなので、今のうちにメモ程度に。 かつて、あ〜ちゃんは「私たちテクノというのをやっております」と決まり文句のように言っていた。が、この挨拶は最近すっか…

モテたい理由

女性小説家が書く、流行りのモテ本。女性誌の分析を通じて消費社会で強化される恋愛幻想を論じ、男女論、家族論、世代論を展開。「私の男友達がこう言っていた」式の論証や直観的な話の進め方に抵抗を覚えてしまうものの、なるほど、と膝を打ちたくなる指摘…

『東京ソーダ水』追加上映

シネマアートン下北沢にて3月15日(土)〜21日(金)。 映画『東京ソーダ水』を巡って、モーリー・ロバートソントーク1 『東京ソーダ水』『tibetronica』を巡って モーリー・ロバートソンさんトーク2

Perfumeで遊ぼうの動画

Perfume / mix mix re-mix これ、何十回も聴いて気持ち悪くなってます。neco da- neco da- Perfume-Rhyme the Macaroni Well-今夜はマカロニ 正統派マッシュアップですね。 Perfume - のっちはご機嫌ななめ上 以前、紹介した「Perfume のっち - Monochrome A…

怒濤のPerfume週間その2

周回遅れのレポートの続き。2月11日はソックス フィックス マックス@SHIBUYA-AX*1。やや後方でゆったりと観戦。Prima Box発売に合わせた構成でしたが、何か新しいことは? といえば、この日の見所は主にふたつ。 ひとつはPerfumeのブレイクを決定づけた「ポ…