ディスコ汗まみれ、

で、久々にブログを更新。人の意見に便乗しつつ、そろそろ言っていいと思うんですが、「道夏大陸」って一種のプロパガンダ動画ですよね。「情熱大陸」自体、タレントのプロモーションビデオみたいなときがありますが、それでも対象から少し距離を置いているのに比べて、この動画の場合、明らかに「泣ける物語」に導こうとしている。いや、人がそういう物語に感動することにケチをつけたくないし、イントロダクションとしての効果も否定しないんですよ。ただ、感動しつつ、この数分間で人の苦労を分かったつもりになるのもどうかなぁと自戒する気分にもなってしまう。それに感動をベースにしたとき、Perfumeの本当の魅力──それがなにかはさておき──を殺ぐ恐れがないとは言えないでしょう。実際、音楽とかダンスとかトークとか、一回々々のパフォーマンスには、そういう物語を超えた部分が必ずあるはず。裏を返せば、パフォーマーには無責任に楽しむ部分が必要で、そのときファンは見方を限定せず、それをどんどん消費して応えるべきだと思います。……という、なんか当然といえば当然のことを書いたのは、ファンが増えて、ホールでライブできるようになったのはいいけど、あまり画一的にならないでほしいなあと思っているからでした。

TSUTTaaaaaaaaaaN!!!!!