2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

Perfume、サマソニへ

Perfumeのサマソニ出演が発表された。 これはまさにガチンコ。スケールの違いはあれど、イチローや中田の世界デビュー戦、たけしや松ちゃんの国際映画祭デビューを彷彿させるガチンコ感、もっといえば、リアルとファンタジーが交錯した伝説のホイス×桜庭戦の…

女は二度生まれる@NFC

平日19時からの上映にもかかわらず満員。こんなに人気があるのか。上映後のトークがあるからだろうか。客層はお年寄りが6割、青年や中年が4割といったところ。 数年前ビデオで視たときは、小えん(若尾文子)の喋りと仕草のかわいさばかりに目を奪われていた…

[追記]

下の脚注2にコメント(ttp://d.hatena.ne.jp/eggmoon/20070724)をいただいたので、それに絡めて気づいたことを補足します。 自分はP137の5コマ目をさくらの意識が春太郎との対関係から父親を含めた家族関係に移るための繋ぎとも考えていました。ところが、…

『フラワー・オブ・ライフ』

よしながふみの漫画は商業誌で発表されたものはだいたい読んでいる。同人誌のものはよく知らない。両者の関係が気になるところ。 本作は相変わらず楽しい、というか、自分がこれまで読んだなかで、もっとも笑えるよしなが作品だった。しかも、たんに愉快な作…

『ラザロ』@ポレポレ東中野

「怪物が。」というキャッチコピーをはじめ、チラシなどに見られる前口上*1や前評判が気になって観に行った。 Aプロが「朝日のあたる家」、Bプロが「青ざめたる馬」と「複製の廃墟」。「マユミの誕生」「怪物マユミ」「マユミの孤独」というそれぞれのサブタ…

『殯の森』

娘妻(?)を亡くした初老の男と、息子を亡くした介護士の若い女の交流を描いていた*1。はじめはすれ違った二人もやがて打ち解け、惚けた男が子供のように女の手を焼かす。炎天下で遊ぶ場面がなかなかいい。下手をすると白けたものになりそうだし、原始的で…

『プラスティック・ソウル』

数年前から、何度も中断していたが、ようやく読み終えた。巻末付録が丁寧かつ良心的。たしかに、読みやすいものとはいえず、どちかといえば失敗作なのだろう。が、ドキュメントと考えれば面白い。71ページの「森」は皇居だったのか。