車掌vs.乗客

「※ ○?×?…ひどい駆け込み、ケガは自己責任と車掌放送」
 JR中央線国分寺駅で今月4日、東京行き快速電車の閉まりかけたドアをこじ開けて乗った男性客に対し、車掌が「駆け込み乗車は危険です。大けがをすることになります。それで大けがをしても、そちら(乗客)の責任です」と車内アナウンスした。
 これを聞いた別の乗客がJR東日本に抗議、同社は「言葉に配慮がなかった」と非を認め、車掌を指導した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050617-00000005-yom-soci

井の頭線の車掌はもっとすごいぞ。何年も前の話だけど、車内はがらがらだったので、目に付いたのだろう。空き缶を放置して降車しようとする客をめざとく発見し、ホームに着いてもドアを開けず、「空き缶はゴミ箱に捨ててください」と車内アナウンスで注意する車掌がいた。でも「犯人」の中年男はシカト。すると車掌も勝負に出た。
「缶を拾うまでドアは開けませんよー」
もしかして、これを読んで京王にチクる人がいるかもしれないけど──いや、さすがにいないだろうけど(笑)、このときは急ぐような時間帯でもなかったためか、注意に共感したのか、車掌の言動を咎める客もいなかったようだ。むしろ「おっさん、早く拾ってくれ」と。
マナーを強制するのはいかがなものかという意見もあるだろう。でも単純に、缶や瓶は踏んでコケる危険があるんだよね。