取り調べ

一昨日、宮内被告人の第2回公判が開かれた。もはや忘れられているかもしれないが、初公判直前にはこんな記事も。

「うほほ。そんなにもうかっちゃうの。その金額、予算に乗せといて」

 宮内被告の供述によると、2003年10月に開かれた会議で、グループ子会社の元社長から、粉飾の発端となった仕組みについて説明を受けた堀江被告は、そう言ってはしゃぐような様子を見せた。
(読売新聞) - 5月25日

検事「で、堀江はなんていったんだ?」
宮内「そりゃあ、喜んでましたね」
検事「どんなふうに?」
宮内「『うほほ。そんなにもうかっちゃうの?』って」
検事「ウホホ?」
宮内「はい」
検事「ウホホなんて言うか?」
宮内「言いますよ。嬉しいときとか」
検事「嬉しいときはウヒョーだろ?」
宮内「そっちのほうが使わないすよ。ていうか、それ、マンガでしょう」
検事「ウホホだって十分マンガだろ。もしかしたら堀江はもともとマンガのキャラじゃないのか? ホリエモンダケアッテ(笑)」
宮内「いや〜、そんなわけないッスよ(キッパリ)」
検事「チッ。そんなことより、ホントに調書に書いていいのか? 被告人質問で訊くぞ? 『そのとき堀江被告はなんといいましたか?』って。『うほほ。そんなにもうかっちゃうの? です』って答えんの、チョー恥ずかしいぞ〜」
宮内「いざとなったら忘れたふりしますよ。『憶えてません』『あなた、こう証言してますよね? “うほほ。そんなにもうかっちゃうの?”って』『あ、はい』みたいに逆に言わせたりして、エヘヘ」
検事「てめえ、そんなことしたらタダじゃおかねーぞ!!!!!!!!!!!」
宮内「うぅ…や、やめてください、苦しい……」
検事「あのな、そもそも言いにくいのよ。ゥホ…ウホゥホー。ほら、お前も言ってみろ」
宮内「ウゥホホ…あっ」
検事「な? 意外に難しいだろ? 少なくとも不自然だ」
宮内「ウホゥホ」
検事「ウホゥホゥ♪」
宮内「ウゥホッホゥ♪」
検事「ウ、ウホゥウホ♪」
宮内「ウホ…ウ……」
検事「ウホ…ホ…♪」
宮内「……」
検事「ウホ……」
宮内「…………」
検事「逆から読むとホホウだな」
宮内「ほほう、よく気づきましたね……って言うと思いましたか!?」
検事「うほほ、ノリツッコミが出たぞ♪」
みたいなやりとりが、もしかしたら、あったのかもしれない。