KIJ@ルミネtheよしもと

第一回(5月29日)。出演は板尾創路木村祐一千原浩史。十個ほどのお題が並べられ、任意に選択したものに挑戦していくというスタイル。話っぷりからいって、企画に絡んでいたのは木村祐一だけだったのだろうか。比較的積極的に場を仕切っていた。他にだれも仕切らないからかな。ともあれ、選ばれたお題は以下(タイトルは少し違うかも)。

  • きれいなダブルプレーをやってみよう
  • 家にある「どうすればいいのか、よくわからないもん」を持ってこよう
  • 自分のキャラクターを描いてみよう
  • できる物真似を全部やってみよう
  • あの場面を再現しよう

ダブルプレー」は何かの例えかと思ったら、本当に野球をやった(笑)。しかもわりときっちり、内野で想定しうるダブルプレーを舞台狭しと一通りやっていた……。正直、余興みたいなものかなあ。まあ、初っぱなだからいいけれど……。でも、その後に選ばれたお題も、三人の良さを引き出すようなものとはいえないのではないか。そのようなお題をあえて(?)選んだ思惑は量りかねるけど、変わったことをやってみたかったということかもしれない。そんなこともあってか、エンジン全開とまではいかなかった。爆笑したくてうずうずしていたファンには物足りなかったはず。90分というのもちょっと短い。
ただし「あの場面を再現しよう」は今後も期待できそう。これは「あのとき、あんなことがあったなあ。その“あんなこと”を一緒に再現してくれ」という企画。木村祐一千原浩史は案の定、「あのときはキレたかったのに、キレられなかったから、キレさせてくれ」という主旨。いわばオチを決めた即興コント。オチまでをいろいろ寄り道しても面白いはずなのだけど、今回はわりと簡潔に終わらせていた。板尾創路は「キレたい」とは別の切り口を見せてくれそうだけど、残念ながらスルーしていた。
ところで客は20代後半の女性が多かったかな。元クラウディーズをひとり入れ換えただけなのに、これはいわゆる板尾効果だろうか? 「いわゆる」といっても、だれもそんなふうには呼んでないはずだけど。