Perfumeの地上波CMデビュー

mnsn2007-06-23

か「プラです!」
あ「PETです!」
の「紙です! 3人合わせて〜♪」
あ「分別せにゃいけんじゃろ……」
の「あわわ」
……というわけで、Perfumeの地上波CMデビューが決まった。http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070623-OHT1T00051.htm
単純にめでたいが、これがどんな効果を及ぼすのかは正直よく分からない。そもそも、自分は2000年から始まるこのシリーズのCMをまるで憶えていないし、これまでの出演者である、ゆず、ホームメード家族、AKB48の顔もよく思い出せない……。そんな自分のような視聴者はおそらく例外なのだろうが、わずか15秒、しかも公共広告機構のCMで、Perfumeの「良さ」がどこまで伝わるのかといえば、少々心もとないのもたしかだろう。
とはいえ、これを機に知名度は確実に上がるはず。最終的には紅白くらいは行くべきと語っていたものとしては、いきなりの地上戦、しかもこんなど真ん中のところでの戦いが用意され、「ついに来るべきときが来た」と胸が躍る。徐々に徐々に地力を見せ、這い上がっていくのかと思いきや、こんなルートもあったのだ。しかも、このCMは、ある意味非常にPerfumeにふさわしい、直球勝負のマジメな企画だ。
ちなみに自分は何年もまともに紅白を視てないし、紅白に選ばれるような曲は支持できないという声に共感しないこともないのだけど、自分がPefumeに秘かに期待しているのは、紅白に合わせることではなく、紅白を頂点とするような日本の大衆音楽の風景を変えてしまうことだ。ずいぶん大きく出たな、と思われるかもしれないが、一度ライブを体験すれば、これがあながちたんなる夢とはいえないことは信じてもらえると思う。Perfumeはパフォーマンスのクオリティのわりに、これまであまりに過小評価されていた(というか露出が少なかった)。
さて今回、担当のCMディレクターは「世代的に新しいのに、懐かしいテクノボイスが印象に残った」と語っているのだが、はたして3人はどのように演出されたのか。そして中田ヤスタカはどんな曲を用意したのか。期待しすぎに注意したいが、オンエアがとても楽しみだ。